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  1. 群馬県議会 2022-12-06
    令和 4年第3回定例会総務企画常任委員会(知事戦略部関係)−12月06日-01号


    取得元: 群馬県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年第3回定例会総務企画常任委員会知事戦略部関係)−12月06日-01号令和 4年第3回定例会総務企画常任委員会知事戦略部関係) 委員会の名称 総務企画常任委員会 開催場所   401委員会室 開議年月日時 令和4年12月6日 午前9時58分 散会年月日時 令和4年12月6日 午前11時22分 会議の目的  令和4年第3回後期定例県議会における付託議案の審査        委員長 川野辺達也  副委員長 森 昌彦  委員 井田 泉 出席委員   委員  安孫子哲   委員   小川 晶  委員 井田泰彦        委員  神田和生   委員   追川徳信 欠席委員   なし 執行部等出席者       【知事戦略部】        知事戦略部長          田子昌之   首席補佐官         片貝和晶        グリーンイノベーション推進監  須田恵理子  総合計画EBPM推進室長   佐嶋洋子        DX推進監           岡田亜衣子  未来創生室長        関根則子        秘書課長            高原啓成   tsulunos室長        松本佳祝        戦略企画課長          古仙孝一   NETSUGEN室長        間々田祐美子        メディアプロモーション課長   前川尚子   デジタル基盤室長      三輪浩章        デジタルトランスフォーメーション戦略課長   再生可能エネルギー推進室長 石橋幸子
                           田中佑典        業務プロセス改革課長      平井一成        グリーンイノベーション推進課長 笠木淳司        地域外交課長          永井浩二 △開議 ○川野辺達也 委員長   ただいまから、総務企画常任委員会を開きます。  本日の委員会は、お手元に配付の次第により、はじめに知事戦略部関係、続いて地域創生部関係の審査を行います。 △付託議案概要説明及び内容説明川野辺達也 委員長   それでは、本委員会に付託された議案の説明をお願いします。 ◎田子 知事戦略部長  ◎古仙 戦略企画課長  ◎永井 地域外交課長  (第147号、第157号及び第158号の各議案について、議案書、予算説明書により説明) ○川野辺達也 委員長   以上で付託議案の説明は終わりました。 △付託議案の質疑 ○川野辺達也 委員長   これより、付託議案の質疑を行います。  質疑及び答弁は、簡潔にお願いいたします。  なお、所管事項に関わる質疑は、付託議案の質疑が終了した後に行いますので、御了承願います。  (質疑なし) ○川野辺達也 委員長   以上で付託議案の質疑は終了いたしました。 △所管事項の説明 ○川野辺達也 委員長   次に、所管事項に係る資料の説明をお願いします。 ◎佐嶋 総合計画EBPM推進室長  ◎松本 tsulunos室長  ◎笠木 グリーンイノベーション推進課長  ◎石橋 再生可能エネルギー推進室長   (以上、補助説明資料により説明) ○川野辺達也 委員長   以上で所管事項に係る資料の説明は終わりました。 △所管事項の質疑 ○川野辺達也 委員長   これより、所管事項の質疑に入ります。 ◆井田泉 委員   先日、群馬県のホームページリニューアルされたが、どのようなコンセプトで見直しを行ったのか。 ◎松本 tsulunos室長   県のホームページは、概ね6年間隔で刷新されてきた。今回は、スマートフォンからの閲覧を念頭に、県の各施策へのアクセスが容易となるよう、チャットボット等も設けてリニューアルを行った。 ◆井田泉 委員   パソコンから見る方も当然いるが、そのあたりの違いについてはどう考えるか。 ◎松本 tsulunos室長   今まではパソコン用スマートフォン用の2つの画面があったが、現在はどちらでも基本的に同じものを見る形になった。スマートフォンの場合は、縦型になるので、パソコンやタブレット上で見ても、幅を狭くするとスマートフォンでの表示の形となる。  スマートフォンでの見やすさに最重点を置き、パソコンでも見やすくインパクトのある画面になるように構成した。 ◆井田泉 委員   最初の画面には、新型コロナウイルス感染症対策サイトtsulunosの動画、知事の記者会見があり、群馬県が今何をどのように行っているのかPRしようという意図が見えて、リニューアルしてよかったと思うが、できれば、県議会のリンクをもう少し上の方にしていただきたいと思うが、どうか。 ◎松本 tsulunos室長   議会へのリンクについては、大変重要なことと考えている。  今後、ボタンの配置、デザインの見直しを検討したい。 ◆井田泉 委員   議会中継ホームページの中で、「議員名から選ぶ」を押すと、多くの議員の名前が出てくる。すでに亡くなった方や引退された方の状況も見られるが、県民の方から見て現職とそうでない方がわかりづらい。もう少しわかりやすくしていただきたいが、現職でない議員の動画は、いつまで載せておくのか。 ◎松本 tsulunos室長   そちらのページは議会事務局で作成管理をしているので、確認をさせていただき、議会事務局に対応をお願いしたい。 ◆井田泉 委員   現職だけとは言わないが、もう少しコンパクトにした方がよいと思う。  現職でも、当選して初めてのところからずっと情報が出てくるが、そこはもういらないのではないか。全部載せるのもよいが、議員や事務局の意見を聞きながら、県民にとってわかりやすく、動画を見たいと思うようなレイアウトにしていただきたい。 ◎松本 tsulunos室長   議会のホームページ含め、県民の皆さんによりわかりやすいような、ページ作りを今後も心がけていきたい。 ◆安孫子哲 委員   NETSUGENについて、私も会員になっているが、窓口は現金決済を受け付けなくなっている。一方で、先日ネットで送金しようと思ったら、それはできないとのことだった。そうしたシステムは導入していないのか。 ◎間々田 NETSUGEN室長   NETSUGENの支払いについては、窓口の対応はクレジットカードや電子マネーQRコード、ほとんどすべてのキャッシュレス決済に対応できるが、支払いは対面で行うことになっている。  こちらについて、離れたところからでも決済できるようにとの希望があれば、対応できるよう検討していきたい。ネットバンキング等を利用すると対応できる仕組みがあるようなので、そちらも検討したい。 ◆安孫子哲 委員   ぜひ利便性の向上を図っていただきたい。  NETSUGENの会員数は、法人64、個人56ということだが、定員を定めることは考えているか。 ◎間々田 NETSUGEN室長   昨年度は、会員数法人60、個人30を目標としていたが、現在は法人64、個人56となっている。  32階のキャパシティや、職員の人数を考えると、きめ細かな対応をしていくには、会員数が増えればいいというものでもない。  また、NETSUGENを活用して事業をステップアップしていけるタイミングというのがそれぞれにあるので、NETSUGENで活動して、軌道に乗って、卒業していき、OBとして支援するといった形もある。現状の人数を維持して、良いサービスを提供していきたいと考えている。 ◆安孫子哲 委員   最近は部屋の予約も一杯で、キャパシティが限界になっているとも感じる。  あのような施設は定期的にアップデートしていく必要があるかと思うが、そのあたりはどうか。 ◎間々田 NETSUGEN室長   常に最新の環境を提供できるよう、定期的にアンケート調査等を行い、会員からの希望を聞いている。例えば、最近はブランケットの貸し出しや、ポットの設置を行ったが、来年度についても、定期的に見直しを行っていきたい。 ◆安孫子哲 委員   上海事務所の現状についてお聞きしたい。 ◎永井 地域外交課長   まず現地の感染状況について、中国においては、南の広州、内陸部の重慶市成都など各地で感染が広がっており、連日3万人を超える新規感染者が出ている。上海事務所からの報告によると、上海においても、3月から5月のロックダウン以降一時落ち着いていたが、このところ再び感染者が広がり始め、市内では、現在1日500名程度の新規感染者が発生しており、引き続き感染者や濃厚接触者が発生すると、居住地域が封鎖されるなどの措置がとられている。  こうした中で、感染状況や、現地政府の対応を見極めながら、オンラインとリアルでの活動を継続している。具体的には、ジェトロや群馬銀行と連携して、ゼロコロナ政策下における中国、また、秋には中国共産党大会もあったので政治動向を踏まえ、経済動向セミナーの開催、上海市崇明島にはラムサール条約登録の湿地があり、こちらと尾瀬の環境保全の取組に関する交流事業オンラインで実施している。  また、北京や重慶で行われたイベントには職員が現地を訪問して県産品をPRし、北京の事業者と県内事業者との商談成立にも結びつけている。  引き続き、駐在の強みをいかしながら、生の情報を現地で収集し、県内企業に共有するとともに、現地で築いた人脈を生かしながら、現地企業への支援などにつなげていきたい。 ◆安孫子哲 委員   中国は少し極端な国なので、職員も一時帰国した方がよいのではないかと心配していたが、オンラインなど限られた環境の中でどうにか活動できているとのことなので、激励があったと伝えてほしい。 ◆小川晶 委員 
     ホームページリニューアルについて、視覚的に訴えるものが強くなった。  ページの上の方に出てくる主要トピックや動画など、県として見てもらいたいものが強く打ち出されているが、県民の方が最初に見るのは新着情報注目情報かと思う。それらが一番下にきているのは個人的には見づらい。これを下にさげた理由はあるのか。 ◎松本 tsulunos室長   新着情報については、スマホで見る際に縦スクロールがそれほど気にならないという意見もあり、下の方に置いている。リニューアルしたところで、インパクト重視でスタートした。  少しずつ意見も届いているので、見やすくわかりやすいホームページにしていけるよう、頂いた御意見を参考にしながら、検討していきたい。 ◆小川晶 委員   新しい情報が最初に目につく方が、利用しやすいと思うので検討いただきたい。  チャットボットの導入で検索もしやすくなっているが、それぞれのところが連携できるといいなと思う。例えば、外部サイトを一覧でまとめているが、子育てについて知りたくて検索をしたときに、子育てのページに、子育てに関連する外部サイトが出てくるとスムーズに誘導できると思う。  以前はスマイルライフ等が子育てのところからリンクされていたが、そういったつくりの方が利用しやすいのではないか。  知事のページについても、最近知事が海外出張に行って、県民の皆さんも、海外でどのようなことをしてきたのか注目していると思う。海外視察のページを、知事のページに加えて、どのような成果が出たのか、それがどのように県政の施策に結びついたのかわかると良いと思うので、検討していただきたい。  東京都議会や、都知事のページはこうした外交的なところがわかりやすくなっている。これから群馬も、海外との戦略的なやりとりが増えてくるため、追加を検討いただきたい。 ◎松本 tsulunos室長   子育て情報に関係したところでは、チャットボットやリコメンドがまだ育ってないので、関連づけというのは、今後さらに精度が増してくると考えている。注意してフォローしていきたい。  知事の海外出張のページについては、担当課と相談して検討したい。 ◆小川晶 委員   電力価格高騰対策・再エネ導入支援事業費補助金について、令和4年4月1日以降の契約も対象になるということだが、1月上旬の申請開始よりも前に、準備や契約をしていても、基本的には対象になるということで間違いないか。 ◎石橋 再生可能エネルギー推進室長   そのとおりである。少しでも早く発注をできるよう、要綱を公表し、準備をしていただきたいと考えている。 ◆小川晶 委員   その要綱について、問合せをすれば、この内容なら間違いありませんなどのアドバイスをしてもらえるのか。通常、相談をすると申請を待ってくださいと言われてしまうと思うが、進めて大丈夫というアドバイスをしてもらえるのか。 ◎石橋 再生可能エネルギー推進室長   11月30日に要綱を公表して以来、すでにたくさんの問合せがあり、その中には今からでは間に合わないという声もあるが、進行途中のものは間に合うものもあるので、このように進めてくださいという案内を行っている。 ◆小川晶 委員   特に業者の中には、間に合わないと思っている方もかなりいると思うので、今からでもスケジュールに沿って進めてもらえるよう、周知してもらいたい。  この事業は、今年度中にやらないと予算が余っても、翌年度に繰越しできないのか。 ◎石橋 再生可能エネルギー推進室長   今現在の状況だと、繰り越しはできないと理解している。  ただ、今後状況が変わる可能性もあるので、国の動向をフォローしながら、周知に努めていきたい。 ◆小川晶 委員   いずれにしても、今年度中はどんどん使ってもらいたいので、周知をお願いしたい。  ぐんまちゃんのアニメ化について、決算の時にも質問し、知事から博報堂の調査結果などについて、答弁があったが、独自に調査を行って好感度が上がりましたというだけでは、どのような内容かよく分からないので、この調査について伺いたい。 ◎前川 メディアプロモーション課長   この調査は、アニメ放送の効果を把握するために、博報堂に認知度・好意度の調査を依頼したもので、博報堂はキャラクター研究の第一人者である大学教授が行っている定量調査結果を基に検証を行った。  調査対象は国内に在住する3歳〜74歳男女。調査時期は2022年1月および2020年9月の2回。サンプル数は2022年は1,165、2020年は2,000である。サンプルは性別ごとに世代構成をおおむね15歳刻みで設定し、地区は全国を8エリアに区分している。調査方法楽天インサイトを活用し、調査モニターから無作為抽出している。質問は、キャラクターを提示しない純粋想起による好意度、キャラクター35種を提示した認知度および好感度について行った。  頂いた調査票の詳細は、博報堂の企業秘密となるためお話しできないが、聞き方とすると、あなたが好きなキャラクターは何ですか、ということや、よく知っている、または名前を聞いたような気がするキャラクターは何でしょうか、といった質問を行っている。 ◆小川晶 委員   この調査は、毎年行われているものなのか。 ◎前川 メディアプロモーション課長   大学教授による調査は、毎年継続して行われている。 今回は昨年アニメを放送したのでその効果検証のためにデータを頂いた。今後もアニメを放送した後には、データを継続的に見ていく必要があると考えている。 ◆小川晶 委員   効果検証については毎年どのように変化したかを調べていくことが大切だと思う。今度、第2弾のアニメが放送された後も、調査を行っていただきたい。  アニメ化の関係では、視聴率調査も検討していただきたいがどうか。 ◎前川 メディアプロモーション課長   シーズン1と同様に、視聴率を調査する必要があると考えているが、こういったアニメは視聴率を民間が出していないので、有料のレグザの調査を使うことになる。その視聴量から視聴率を推計するものだが、かけられる予算には限度があるので、例えば県外のいくつかのポイントを絞って、数字を取るなど、研究してみたい。 ◆小川晶 委員   全部でなくてもいいが、ポイントを押さえて、特に県外の方の認知度が上がったかということは、しっかり把握できる形で取り組んでいただきたい。  県有施設のWi−Fi整備状況について、現状と今後の予定を伺いたい。 ◎平井 業務プロセス改革課長   現在、施設の中でも広く県民に利用される施設54か所について整備を進めており、2019年度末までに19か所の整備を行った。  2020年度には、群馬県庁DXアクションプランを定め、2023年度までに31か所の整備に向けて、県民の利用の多い施設や、近隣にフリーWiFi設備のない施設から優先して整備を進めてきた。  昨年度は、ぐんま男女共同参画センター、文書館、公社総合ビルの3か所を整備し、昨年度までに25か所の整備を行っている。業務プロセス改革課としても、整備にかかる諸費用を計上し、初期費用は当課が負担している。  今年度も群馬会館、かぶら文化ホール、生涯学習センターの3か所の整備を予定している。 来年度も3か所を整備し、目標である31か所が整備できるよう取り組んでいきたい。 ◆小川晶 委員   来年整備する3か所はどこになるのか。 ◎平井 業務プロセス改革課長   担当課と調整中なので申し上げられないが、3か所を整備できるよう取り組んでいきたい ◆小川晶 委員   54か所を一覧で見ると必要性の薄いところもあるが、基本的には優先的に整備する31か所で、県民に対するサービスとしてはクリアできるという考えか。 ◎平井 業務プロセス改革課長   例えば、森林公園は面積が広い割には利用者が密集しない。県営ゴルフ場は、プレーをされてすぐお帰りになるなど、ニーズをよく検討した方がいいところもあると考えている。  そういった観点から、優先度の高いところは整備できているかと思うが、整備によって利便性が上がるところは引き続き検討していきたい。 ◆小川晶 委員   湯けむりフォーラムについて、準備が進んでいると思うが、今回の湯けむりフォーラムが招待制になったことの考え方や参加、準備の状況について伺いたい。 ◎関根 未来創生室長   湯けむりフォーラムは、12月16日、17日の2日間、草津温泉において開催される。  各分野のトップリーダーなどに参加いただき、交流や議論をとおして、地域から新しい価値を発信していくことを目的としたイベントであるため、今回は招待制をとっている。  申込状況は、今のところ200名程度となる見込みである。準備の状況については、残すところ10日というところで着々と準備を進めている。 ◆小川晶 委員   湯けむりフォーラムという名前で、今までも企画やコンテンツの配信を行ってきたが、今回のような形が本来やりたかったものなのだと、ようやくイメージがわいた。  今回は招待制ということで、招待状が来た方は意識されたと思うが、一般の県民には余り知られていないかと思う。ウェブ配信もあるので、開催について周知して、県民の方にも注目していただきたい。  今回の開催で来年度以降も、内容、やり方を工夫できるところがあると思うので、当日に向けて頑張っていただきたい。 ◆井田泰彦 委員   ホームページリニューアルについて、今までと比べたら大分雰囲気が変わって県が何を売り出したいかはよくわかるが、使い勝手が悪いとの声も聞いている。こういうものは使い勝手の方に軸足を置かないと難しいと思う。今はまだ見直しができる時期との話だが、今のものはパイロット版で手直しができる状態なのか。 ◎松本 tsulunos室長   これが完成版だが、スクエアの配置を見直すことや、下にある新着情報を上に持ってくる等の変更は可能である。いくつか御意見もいただいているので、見やすく分かりやすく、アクセスしやすいものになるよう、可能な部分は反映していきたい。 ◆井田泰彦 委員   問合せは、どのくらい来ているか。 ◎松本 tsulunos室長   それほど多くは来ていない。自分が今まで使っていたところにアクセスしにくくなったという意見や、シンプルになってよかったという意見もいただいている。 ◆井田泰彦 委員   使う側の慣れも必要なのかもしれないが、できる限りの要望に応えられるようにしてもらいたい。  議会の位置付けも、今までは上の方にあったが、今のものでは県の1機関のような感じだと受けとめかねないので、変えていただけると有り難い。  ホームページの色は、今まで紫色だったが、今回はモノトーンを基調としている。ちょっと暗いイメージがあるが、これもこのままになるのか。 ◎松本 tsulunos室長   モノトーンで全体の統一感を持った色遣いとしている。見慣れた紫がいいという意見もあるかもしれないが、しばらく様子を見て御意見をいただきながら、見やすいホームページにしていきたい。 ◆井田泰彦 委員   全部の要望を聞くことは難しいと思うが、できる限りうまくやってもらいたい。  カーシェアリングの実証実験について、優先交渉先となった丸紅が他に比べて優位だった点や、他の事業者はこういう提案をしていたといったところがあれば教えていただきたい。 ◎笠木 グリーンイノベーション推進課長   丸紅は、コンセプトとして挙げていた休日のシェアリングや、レジリエンスの強化等についてバランスよく提案をしていただいた。  4社からの応募があったので、3社が今回のプロポーザルで落選したことになるが、そちらの提案内容は非公開としているので、どこが悪かったというのは、この場で回答とすることを控えたい。 ◆井田泰彦 委員   選定した丸紅としっかりと取り組んでいただきたい。  デジタル基盤整備について、行財政改革ICT活用も一緒であれば、あわせて答弁いただきたいが、ネットワークシステムの更新を行ったということで、使い勝手が向上して、いろいろな面で効果があったのかと思う。  加えて行財政改革の部分でもICTを活用して業務効率を上げる取り組みをしており、これが加速するかと思うが、現状について伺いたい。 ◎三輪 デジタル基盤室長   まずデジタル基盤整備の内容について、簡単にご説明したい。本年10月に、県庁ネットワークの更新を行った。
     新たなネットワークでは、インターネットを使いやすくして、最新のクラウドサービスを取り入れながら、業務の効率化とともに、テレワークなど新しい働き方にも対応できるよう整備をしている。  変更点は主に4点あるが、1点目はインターネットに直接接続して、業務を行える環境にした。2点目は、マイクロソフト365というクラウドサービスを使って、ビジネスチャットWeb会議システムクラウド上でファイルを共有できるツールを導入した。3点目は、ノートパソコンの導入とともに、無線LAN、Wi−Fiにより県庁ネットワークに繋がるようにして、行政事務用パソコンを自宅に持って帰ってテレワークを行えるようになった。4点目は、Web会議テレワークの活用に耐えるよう、インターネット情報通信速度の増速などを行った。  こうしたことにより、新しいネット基盤を整備し、行政のDXを推進できる環境を整えた。 ◎平井 業務プロセス改革課長   群馬県庁DXアクションプランでは、いくつか目標を設定して、職員の能力を最大化できる働き方、ICTの利活用による業務の効率化を大きな柱としている。  デジタル技術の活用や業務プロセスを見直すことにより、業務の効率化を図って、効率化できたリソースを政策立案や職員にしかできない対人業務に向けるといった取組を広げていきたい。  電子決裁が可能な文書については、令和5年度には100%電子決裁にすることを目標としている。2点目は、Web会議活用の目標として、令和5年度に2,000回としている。また、AIを導入して、職員の作業時間を5,300時間減らす目標を掲げている。  このうち電子決裁については、令和3年度の電子決裁率が93%と、電子決裁が可能な文書については電子決裁にほぼ移行できている。2つ目のWeb会議については、昨年度までに2,523回実施し、目標をクリアしている。また10月以降は、第5次県庁ネットワークに移行しており、どの職員もいつでもWeb会議を開催でき、Web会議は日常的に行われるようになっている。また、AIを活用した議事録作成システムを導入しており、令和3年度には1,534回の利用があった。  例えば1時間の会議に9時間かかっていた文字起こし作業を3時間程度に縮められると仮定して、1,534×6で9,200時間削減できたとも考えている。  また、5次ネットワーク導入に伴い、会議資料を事前に共有することで、協議や議論の時間も短くできるといった効果もある。簡単なやりとりはチャットを使うことで、電話の取り次ぎを減らし、業務の効率化を図っていく。職員が仕事のやり方を変えていけるよう、新しい機能を活用しながら取り組んでいきたい。 ◆井田泰彦 委員   その方向で、更に力を入れて進めていただきたい。  ぐんま広報11月号表紙の写真について、リトリート特集ということで、綺麗な紅葉を温泉から見ているような写真があって、非常に綺麗な写真だが、これが県内の写真なのかというところで誤解が生じている。ぐんま広報の表紙は県内の写真だろうとみんな思っていたが、こうなった経緯と今後の対応についてお聞きしたい。 ◎前川 メディアプロモーション課長   今回のことは、教訓にしていきたいと思っている。  ぐんま広報は令和2年5月号から全面リニューアルし、表紙写真には、県民の皆さんが手に取ってみたい、保管したい、開いてみたくなるような写真を大きく掲載している。  そのために、今までもイメージ写真を使ってきたが、今回はリトリートが特集テーマなので、読者に、忙しい日常から離れてゆっくり過ごしたいと思ってもらえるような写真を非日常感、温泉、紅葉、青空をキーワードに探していた。県内で撮影された写真をはじめ、幅広く画像を探したが、フリーの写真ストックサイトの中にイメージどおりのビジュアルのものがあり、それを使用した。  魅力的な表紙写真で特集記事に誘導するという意図だったが、ビジュアル先行で写真を選んでしまい、群馬でリトリートということ、読者が追体験したいという気持ちへの配慮が必要だった。  今後、特に風景写真については、職員が撮りに行ったり、市町村に協力をいただいて観光協会などから提供を受けたり、当課の写真投稿事業「ぐんま応援びと」の写真を使用するなど、県内撮影写真を使用していきたい。 ◆井田泰彦 委員   今回、いろいろな方法で写真を募集しているとの話だったので、手持ちでなくても募集をすれば応募が集まると思う。そうしたものを採用するのも活性化につながると思うので、幅広い視野でやっていただきたい。 ◆井田泉 委員   ホームページリニューアルについては、どのくらいの費用がかかっているのか。 ◎松本 tsulunos室長   今回のホームページリニューアルは、7年間の契約で、昨年度に事業者を選定し、今年の1月から新しいシステムの構築に向けて協議を進め、12月1日にリニューアルをした。今後6年間、現行の契約が続き、設計から含めて7年間で、約1億4,600万円の予算で運営を行う。 ◆井田泉 委員   費用に見合うすばらしいものにしていただきたい。 ◆神田和生 委員   ぐんまちゃん家の廃止について、報道で知ったことを残念に思っている。  前期の定例会でそうした情報があればよかったが、先に知事の記者会見や新聞報道等で知るのではなく、議員にもそうした情報を伝えてほしかった。  上海事務所について、これから先の継続や必要性についての議論が出てくると思うが、その点について、お聞きしたい。 ◎永井 地域外交課長   上海事務所は約10年間運営しており、群馬県の知名度向上、県産品の販売促進に寄与してきた。  山本知事になってから、上海市政府との交流促進という新しいミッションもあり、活動を行っている。現在はゼロコロナで環境も変わっているので、そうした変化を見極めながら、今後のあり方を検討していきたい。 ◆神田和生 委員   知事がベトナムに行って要人と会い、群馬県に多くのベトナム人が来ているので、事務所の設置なども検討してもらいたい。 ○川野辺達也 委員長   以上で所管事項の質疑を終了いたします。 △付託議案の討論・採決 ○川野辺達也 委員長   これより付託議案の採決に入ります。  議案の採決に先立ち、討論される委員は挙手願います。   (挙手なし) ○川野辺達也 委員長   討論がありませんので、本委員会に付託された知事戦略部関係の議案について採決いたします。  採決は一括して行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「異議なし」の声あり) ○川野辺達也 委員長  それでは、第147号議案、第157号及び第158号の各議案について、これを原案のとおり可決する ことに賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員) ○川野辺達也 委員長   挙手全員であります。  よって、各議案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 △請願の審査 ○川野辺達也 委員長   次に、請願の審査に入ります。  本委員会に付託された知事戦略部関係の請願は、継続分1件、新規分1件であります。  では、第23号について執行部から説明願います。 ◎永井 地域外交課長   (「第23号 国に米軍基地負担の軽減と日米地位協定の抜本改定を求める請願」について説明) ○川野辺達也 委員長   説明は終わりました。  第23号の取扱いについて、いかがいたしましょうか。  (「継続」の声あり) ○川野辺達也 委員長   それでは、挙手により賛否を問います。  継続に賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員) ○川野辺達也 委員長   挙手全員であります。  よって継続と決定いたします。  続いて、第26号について執行部から説明願います。 ◎笠木 グリーンイノベーション推進課長   (「第26号 温室効果ガス排出量実質ゼロに向けた支援についての請願」について説明) ○川野辺達也 委員長   説明は終わりました。  第26号の取扱いについて、いかがいたしましょうか。  (「趣旨採択」の声あり) ○川野辺達也 委員長   それでは、挙手により賛否を問います。  趣旨採択に賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員) ○川野辺達也 委員長   挙手全員であります。  よって趣旨採択と決定いたします。 △休憩 ○川野辺達也 委員長   以上で、知事戦略部関係の審査を終了いたします。  それでは、暫時休憩いたします。
     5分後に再開し、地域創生部関係の審査を行います。 (午前11時22分休憩)   委員会記録署名委員    総務企画常任委員会     委員長 川野辺 達也...